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図書館の返却ラックで見つけた、生き方を「強制再起動」してくれそうな連作短編小説

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●3月30日(月)

出会いは、やはり必然なのかもしれない。
出会うべくして、人は出会うし、本とも出会う。

毎週のように図書室に足を運んでいるので、本のラインナップが大胆に変わる。ということはない。

しかし、変わらないラインナップの中でも、見逃している本が多々あって、そんな本と出会う場所が「返却ラック」だ。

利用者さんから返却された本を司書さんが棚に戻す前の仮置場である返却ラック。
ここに戻されていて出会った一冊が「お探し物は図書室まで」だった。

「お探し物は図書室まで(青山美智子)」表紙

この物語の舞台となっているのが、「コミュニティハウス」という施設内にある図書室。

仕事や人生に行き詰まりを感じている人々が、ふとしたきっかけでこの図書室を訪れ、司書さんが選ぶ予想外の選書と付録を手にしたことで、人生が動き出し、明日への活力や自分を取り戻していく連作短編小説。

婦人服販売員の女性(21歳)
家具メーカー経理部の男性(35歳)
元雑誌編集者の女性(40歳)
ニートの男性(30歳)
定年退職した男性(65歳)

このように、年齢も性別も仕事環境も異なる5人のエピソードからなる本作なのだけれど、僕はフリーズしてしまった。

フリーランスの男性(50歳)。
まぁ、僕なんだけど、上記の登場人物達が抱える悩みや葛藤、そして気付きを得ることができたから。
年齢も性別も仕事環境も違うのに!

働き方やこれからの生き方ででモヤモヤしてた自分に対するアドバイス的な台詞をいくつも見つけることができた。

どんな年代だろうが、どんな環境だろうが、それぞれの悩みがバチコーン!と当てはまって、ワァーーーとなり、メモに残した。

でもそれはきっとワァーーーとなるのは、僕だけの話ではないのだろう。
だからこそ、2021年本屋大賞で2位に輝いているわけだから。

フリーズしていた脳、いや、生き方を強制再起動してくれた。
そんなパワーと勇気をもらえる作品だった。

やはり、出会いは必然なのかもしれない。
そして本書を読んで、僕は「やっぱり文章を書くのが好き」ということを再確認することができた。

それは昨日の日記に忘れる前に書いておいた。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
今日もお互いにとってステキな1日にしましょう〜。

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