今年2025年のゴールデンウィークは飛び石連休。
一つ目の石(日本語合ってる?)では、花見川CRへ。
そして二つ目の石(日本語合ってる?)初日の5月3日も私は自転車を走らせ、向かったのは新川サイクリングロード(千葉県八千代市)に向かっています。

一つ目同様、二つ目の石(日本語合ってる?)のテーマも「お金を(それほど)使わずに遊ぶ」こと。
そのための相棒である自転車は、とても心強い味方です。

自転車を漕ぎながら、自転車にもたくさんの「ありがとうシャワー」を浴びてもらいました。

新川サイクリングロード(以下新川CR)は、千葉県八千代市内を流れる新川の堤防沿いに整備された全長約19kmのサイクリングロードでして、村上橋(八千代市)を起点とし、阿宗橋(印旛沼の入り口付近)まで続いています。

まぁ、そこまで走りませんけれども笑
この日の目的は「フィトンチッド」を吸い倒してやろうかと思っていましてね。

「フィトンチッド」というのは、植物由来の、私たちをリラックスさせ、免疫力を高める可能性のある、空気中に漂う成分です。

深~く「フィトンチッド」を吸えば、血液に乗って毛根まで届くのでは?と企んでいるわけです笑
そして新川CRを外れ、畦道へ入ってみました。


さすがに自転車に乗っては通れないので、自転車を押しながらゆっくり歩くと気持ちいいこと気持ちいいこと!

無骨な鉄塔が青空に映えてとてもキレイです。

キレイでカッコいいって最強ですね。
そして、改めて有難いと思うし、幸せを感じます。
わざわざ高いお金を出して渋滞に巻き込まれながら遠方を目指さなくても、近所にこれだけ豊かな自然に恵まれていることを。
今この星には、私と鶯しかいない(笑)
かつてギリシャの哲学者であるエピクロスはこう言いました。
「わずかなことで満足できない者は、何ものにも満足できない」と。

今こそ私たちは、エピクロスの提唱した「快楽主義(快く生きる)」をしっかりと考え、見つめ直してみなければいけない時期になってきているのかもしれませんね。

そして私は「フィトンチッド」に満たされ、圧倒的副交感神経優位状態にあります。
ドーパミンもドバドバです!
ん?待てよ?
と、ここでちょっと私心配になりましてね、自転車を止めて振り返ってみたら・・・
ほらぁ〜、言わんこっちゃない。
漏れてましたよ、ドーパミン。

ここで私の目が止まりました。
こ、これは・・・

路傍園芸家の第一人者である「大森こゑだ」の出世作品となった「LESS IS MORE」では?!
※しばし妄想にお付き合いください。
大森こゑだ(架空の人物)の紹介文です。

大森こゑだ(生年非公表)
「路傍園芸家」という独自のジャンルを確立した、大森こゑだ。
三人の娘を持つシングルマザーであり、かつては困窮した家計を支えるため、建設会社の事務員、そして長距離トラックの運転手として奔走した異色の経歴を持つ路傍アーティスト。
15年にも及ぶ過酷な労働は、彼女の心身を疲弊させたが、その疲弊の淵で、彼女は予期せぬ美と出会う。それは、高速道路のパーキングエリアに生える名も知らぬ雑草だった。
どこにでもある見過ごされるような草花に、彼女は鮮烈な衝撃を受ける。子育てが一段落した頃、彼女は徐々にトラックのハンドルから距離を置き、自宅近辺の路傍に目を向け始める。雑草に手を加え、剪定や配置を工夫することで、彼女は内に秘めた創造性を開花させていった。
それは、生活のためではなく、純粋な喜びとしての作品作りだった。
そんな彼女の才能を見出したのは、日本初開催となる個展のため来日していた「海辺の素朴派」と呼ばれた孤高のアーティスト、モッタ・コッコタンである。
滞在先のホテル近くを散策中、道端の雑草に真剣に向き合うこゑだの姿を目撃したコッコタンは、その情熱と生み出される作品に心を奪われる。「あなたは何をされている方ですか?」という問いかけに、彼女は謙虚に「しがない路傍園芸家です」と答えたという。
コッコタンの尽力により、大森こゑだは路傍園芸家として一躍脚光を浴びるようになる。彼女の代表作「LESS IS MORE」は、最小限の手を加えることで、雑草が持つ本来の美しさを最大限に引き出すという、彼女の哲学を体現したものである。
この作品は、日本全国の路傍で自然発生的な模倣を生み出し、殺風景だった道端に彩りと安らぎをもたらしている。大森こゑだの路傍園芸は、誰もが足元で見過ごしてきた小さな命の輝きを再発見させ、日常に潜む美意識を呼び覚ます、静かで力強いメッセージを私たちに届けている。
まさか、この田舎道で大森こゑだ(架空の人物です)作品に出会えるとは思えませんでしたね。

という妄想の遊びでした。
所ジョージさんからの学びを活かして遊んでみた次第です。
【関連記事】
▶︎発想が天才!所ジョージの「陸橋でお茶」遊びに学ぶ、お金をかけずに豊かに過ごす休日の過ごし方
そして、しばらくここでしばらくボーッとしていたら、突然こんなフレーズが頭をよぎりました。
目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめ続ける
時代遅れの男になりたい
1974年にリリースされた河島英五さんの楽曲「時代遅れ」のサビ部分ですね。
リリースから50年経っても、全く古さを感じさせない。いや、今の時代を示唆していたかのような歌詞・・・。
これは・・・時代遅れというよりも、この狂った世界を生きる私たちの最先端の価値観なのではないだろうか?
と、しばらく考えこんでしまいました。
ここで書き出すと長くなるので、これはまた後日改めて書くことにします。
そういえば、花見川CRを走っているときも、「個性と無個性は相反するものじゃない」という考えが突然降ってきたのを思い出しました。
リラックスと何か深層心理?は関係あるのかもしれませんね。

そして、お腹ペコペコの我々一行は(って1人ですけどね笑)やよい軒へ。
「味噌カツ煮定食(940円)」に贅沢にもコーラ(150円)をつけてみました。
ホントはビール飲みたいけど自転車ですからね。

というわけで、この日使ったお金は1090円でした。
(前回は2000円でした)
楽しい一日でした。
おしまい