毎年5月は「ありがとうの月!」にしてしまっていいのではないか?
というくらい、今月は「いかに感謝の気持ちが大切なのか(#ありがとうの奇跡)」をテーマにした書籍ばかり読んでいます。
というか、より深く学ぶために意図的に選んでいまして、
今週は「ありがとうの教科書(著:武田双雲)」を読んでみました。
本書では、「なぜ感謝の思考」が大切なのか?またその思考を見つけるための技術が多く紹介されています。
すでに実践していることがあったり、目から鱗の技術もあったのですが、本記事では3つほどその技術を紹介しています。(読書ノートにはもっといっぱいメモしていますが笑)
「なんか人生うまくいかないなぁ~」と悩まれている方は、ヒントを得られるかもしれません。
「ありがとう」は今の時代の「盾」となりえる。
現代は情報過多社会であり、ネガティブな情報に触れる機会が多いですよね。
つつい「ないもの」に目を向けてしまう「ないもの思考」に陥りがちで自己嫌悪になってしまうのは私だけではないと思います。
このような時代の風潮に流されず、心穏やかに生きるための最強の盾となるのが「ありがとう思考」だと著者は述べています。
「ありがとう思考」を身につける効果
感謝の持つポジティブなエネルギーは、さらなる幸せを引き寄せる力となります。
不思議なことに、まずあなたが感謝をすることで、次々と感謝したくなるような出来事が起こり始めるそう。
著者はこれを「先出し感謝」と表現していました。
人間関係はエネルギーの交換なので、良いエネルギーを発せば良いエネルギーが返ってくる。
もちろん逆(マイナス)も然りです。
「先出し感謝」をすることで、感謝したくなる出来事が増えていくと著者は説いています。
「ありがとう思考」は技術で身につく
この「ありがとう思考」は、生まれ持った才能ではなく、誰もが身につけることができる「技術」です。
本書では、「ありがとう思考」を身につけるための技術が多く(30個も!)紹介されています。
その中で「あ!これはすぐ実践できるな」と思った技術をいくつか紹介します。
ポジティブな言葉を使うこと
人は「言葉→脳→行動」という順番で動きます。
言葉が私たちの行動を決めているということです。
著者は「言葉は脳のハンドル」と表現していましたが、とても良い言葉だなと思えました。
安全運転でこの道を進みたいのか。
酔っ払い運転のように危険にこの車を走らせたいのか。
それとも車のギアは常に「バック」に入っているのか(笑)
考えるまでもないですね。
脳も一緒だそうです。
プラスの言葉を使うと、脳はプラス思考に。
マイナスの言葉を使うと、マイナスの行動を自動的にとってしまう。
思い描く良い未来に進みたいのであれば、それを言葉にして行動して理想の未来を現実に手繰り寄せたいですね。
少し脱線しますが、先日投稿した記事にタレント(俳優?アイドル?)の草彅剛さんのポジティブ習慣もこれに重なると思います。
草彅さんは「ウソでもいいからポジティブでいよう!」と述べていました。
1つのものを見たとき、絶対にポジティブに考えるように、嘘でもこじつけでもいいから自分に言い聞かせるの。それこそ練習だと思って。そうするとね、僕みたいになっていくから(笑)。

ネガティブ思考になりそうな時は無理やりポジティブに変換。
簡単なようでいて難しい。。。
しかし難しいようで簡単でもあるのかもしれない。
それこそ日々練習してかないとみにつかないのでしょうね!
ていねいな所作をする
普段、当たり前のようにおこなっていることをていねいにするだけで感謝が生まれると著者は述べています。
家庭でもそう。仕事でもそう。毎日毎日やることって、ついつい惰性というか「おざなり」になってしまいがち・・・(反省)。
著者は感謝の反対は「当たり前」と説いています。
「当たり前」にやっている物事に対して丁寧に行っていくと、そこに新しい意識が生まれます。
丁寧にゆっくりとした所作をすることで、その行為自体にエネルギーを生み出すそう。
著者は「自分を神社化する」と表現していて、これも面白い言葉だなと思えました。
自分を神様だと思えば、「どんな辛いことがあっても、自分のことは自分で守ろう」「今までつらいことがあっても乗り越えてこられたんだから、きっと大丈夫」といったポジティブな意識が生まれる、
自分を大切にできるのは自分だけ。それに気づき感謝をする。
これができると、自然と自分のことが好きになる。
感謝日記を書く
感謝を実践するための具体的な方法として、「感謝日記」をつけることもおすすめしていました。
毎日、その日に何に感謝できたかを考え、なぜそれに感謝したのか、その理由を書き出してみる時間を作ること。
この習慣を続けることで、普段いかに多くの当たり前のことが、実は非常にありがたいことであるかに気づかされるようになると著者は説いています。
そして、自分が今置かれている環境に対しても、より深く感謝できるようになるそう。
これ実は、本書を読む前から夜のルーティン時にやっていました!
これはもうすでに効果を実感しつつあります。
感謝は、何か特別な良いことがあった日だけにするものではありません。むしろ、何も特別な出来事がなかったと感じるような日こそ、身の回りの小さな幸せや当たり前のことに気づき、観察し、感謝するチャンス!
感謝日記は、そうした「当たり前っぽい」日常の中の感謝に気づくための素晴らしい習慣といえそうです。
感謝日記によって、私の髪がフッサフサになる未来も近いと言えそうです(笑)

【まとめ】「ありがとう思考」は最高のスキル、そして「盾」になる。

というわけで、今回は「ありがとうの教科書(著:武田双雲)」の中から以下の内容を紹介してみました。
・ありがとう思考」がいかに現代という時代を生き抜くための「盾」となりえるか
・「ありがとう思考」を身につけることでどのような素晴らしい効果があるのか
・具体的な実践方法についてご紹介しました。
情報過多でネガティブな思考に陥りやすい現代において、「ありがとう思考」は私たちを「ないもの思考」や自己嫌悪から守り、心の平穏を保つための強力な味方となりえることを学びました。
感謝のポジティブなエネルギーは、「先出し感謝」となって、やがて感謝したくなるような出来事を次々と引き寄せてくれることを期待しながら、私も少しづつ「ありがとう思考」を身につけていこうと思います!
そして何より、「ありがとう思考」は特別な才能ではなく、誰もが日々の意識と実践によって身につけられる「技術」というのが心強いですね。
ご紹介した「ポジティブな言葉を使う」「ていねいな所作をする」「感謝日記を書く」以外にも、本書には多くの技術が紹介されています。
感謝は、当たり前の中に隠された小さな幸せに気づかせてくれる今日からすぐにでも実践できる習慣ですね!
「私もその技術を身につけたい!」という方は、是非お手に取ってみてくださいね!


-300x225.jpg)