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空の巣症候群という静寂をどう生きるか。50代、生きがいをなくした男の「観察」と「小さな挑戦」

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ここ数年、原因不明の空虚感に悩まされていました。

朝起きても体が重い。
何のために今日という一日を過ごすのかが分からない。

昨年50歳を迎えたこともあり、「これがミッドナイト・クライシス(中高年の危機)なのかな」とぼんやり思っていました。

​社会的な役割や、自分自身の限界が見えてくる時期。

それはそれで間違いないのでしょうが、
どこか自分の中で「しっくり」きていなかったのです。

​そんなある日、ネットで偶然「空の巣症候群」という言葉に出会いました。

​「あ、これだな」

「空の巣症候群」
それは子供が巣立ったあとの大きく空いた心の穴。

かつては彼らのエネルギーが僕の無気力を補い、
背中を押してくれていたのだと、そのとき初めて気づいたのです。

​50代、人生の大きな役目を終えたあとにぽっかりと空いた、空虚感という深い穴の正体。

それが、私にとっての「空の巣症候群」でした。

目次

寂しさから逃げず、ただ観察し、記録する

欄干から川に向かって飛び立つ鳥

子供が巣立ったあとの孤独や虚無感。

それを無理に趣味や娯楽で埋めようとすればするほど、
かえってその穴の深さが際立ってしまうような気がします。

​だから僕は、逃げるのをやめました。

「寂しいなら、寂しいままでいい。その実感をじっと眺めてみよう」

​もともと読書が趣味だったこともあり、
古今東西の先人たちが「孤独」や「喪失」を
どう定義してきたのか。
それらを学び、自分なりに解釈することにしました。

​逃げ場としての読書ではなく、今の自分を知るための学び。

その過程を記録することから始めてみました。それがこのブログ「c-nooto」です。

​そう決めて、日々の心の揺れを記録することにしました。

それが、このブログ「ちぃのおと」です。

凝り固まった日常に、「新たな挑戦」という風を吹かせる

小高い丘へ向かう細い未知。空に向かって伸びているよう。

人生は、習慣の積み重ねです。

効率よく回せるようになった反面、
50代の僕の世界は、これ以上広がらないところまで固まってしまったようにも感じていました。

​「人生後半戦、この無気力なままの自分で終わりたくない。未経験のことに触れ、知らない景色を見てみたい」

そんな微かな熱が、自分の中に残っていることにも最近気づきました。

何か新たなチャレンジが必要だな・・・。

​そう思い、新しい自分を開拓する「挑戦」の第一弾として
「10,000円で本屋さんのオーナーになる」という試みを始めました。

平たく言えば特定の出版社の株を買っただけなのですが、
自分にとっては未知なるチャレンジという小さな一歩です。

​このチャレンジを皮切りに、今後も「今までやったことのない何か」を一つずつ、この静寂の中に投じていこうと考えています。

【まとめ】答えのない問いを、学び、挑み続ける

ここまで読んでくださったあなたも、
僕と同じように、言葉にできない「正体不明の空虚感」を抱えているかもしれません。
(僕の場合は空の巣症候群でした)

​かつては当たり前だった賑やかさが消え、
静まり返った家の中で、
自分の居場所を見失いそうになる。

その心細さは、きっとあなただけのものではありません。
ここにもいます。

​僕はまだ、この空虚感から完全に「解放」されたわけではありません。
今もふとした瞬間に、「毎日、何のために頑張っているんだろう」と立ち止まってしまいます。

​でも、それでいいのだと思うことにしました。

散歩しながら自分と向き合い、本を読み学び、小さな挑戦を繰り返す。
答えが出ないことを、出ないままに書き留めていく。

その答えのない拙い言葉たちが、
未来の自分に向けての「くすり箱」になっている。
そう信じています。

​このブログが、空の巣という静寂の中で所在なさを感じ、
それでも「自分を更新し続けたい」と願う、
どこかの誰かの「待ち合わせ場所」のような場所になれば幸いです。

▼心の穴を埋めるための小さな実験。ひっそりとランキングにも参加しています。

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ちぃくん
50歳の節目に。 2025年12月、50歳になったことを機に始めたブログです。今この瞬間の自分を密封するように、言葉を残していきます。
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