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なぜ僕は「草」ばかり撮るのか? 50代、見慣れた景色を1秒で遊び場に変える「別視点」。

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ヒマな時って、
スマホのカメラロールを
見返したりしますよね?

ええ、僕もします。
そして思うわけです。

あれっ???と。

草ばかりが映るスマホのカメラロール

草ばっかり・・・。

木ばかりが映るスマホのカメラロール

木ばっかり・・・。

気づけば、こんな写真ばかりが溜まっていきます。

きっかけは何だったっけ?
確かメモに残してあったはず。
と、探してみたらばありました。

「まちを楽しむ「別視点」入門」という本に影響を受けたのでした。

本書は一言で言うと「見慣れた景色を、1秒で『自分だけの遊び場』に書き換えるための教科書」という感じの内容です。

「美しいもの」「きれいなもの」といったお墨付きを与えられたものばかりではないからこそ、自らの視点で見どころを切り取ったり、魅力を言語化していくといった、ゼロから価値感を作り上げていく楽しさがある。

アスファルトの間から生える若葉に生きる力をもらう

そうだった。

僕の場合は、アスファルトの割れ目から力強く太陽に向かう雑草に強い関心を持ったんだった。

誰もがスルーしたり、
知らずに踏んでいかれる草にグッときて、
テザー(手綱)にしようとストックしていたのでした。

木の幹から生える新たな息吹き

街中にふとあるものを題材に、何か別のものに見立てたり、その背後に潜むストーリーを想像してみるとき。
同じ対象物であっても、それぞれの人の気持ちや経験、立場によって出す回答は違うはずだ。

そうだそうだ。

メモを見返してみると、どんどん蘇ってくる。
やはりメモというのは、忘れた頃にその効力を発揮するのかもしれませんね。

僕はこういったスルーされてしまう対象を「野良アート」として収集しようとしてたんだっけ。

まるで怪獣のような電線に絡まり伸びる植物

真実を突き詰めない、正解を出さなくてもいい。そんな気軽なスタイルで物語を空想してみると、見慣れた風景が自由自在に変わっていく。

これは散歩に限ったことではないですよね?
これからの人生後半戦の歩み方においても参考になります。

道路にうつる植物の影

こういった遊びなら、
わざわざ遠くに行かなくても
足元を探せば出会えるわけだし。

仮に遠くに行った時だって、
よくあるオススメスポットを紹介するような
散歩ブログや記事との差別化にも繋がるわけだし。

時間を置いて、
メモを見返し、
カメラロールを見返したことで、
当時のワクワクが蘇ってきました。

そうだ。
野良アートを探しに行こう。

この『別視点』を手に入れると、たとえ所ジョージさんのような1億円の公共物じゃなくても、足元の雑草ひとつで王様の気分になれるから不思議です。

⚫︎ゆっくり丁寧に生きることを忘れた頃に見返す映画「PERFECT DAYS」

渋谷の公共トイレの清掃員として働く平山(役所広司)。彼の生活は、判で押したように規則正しく、静かです。

夜明け前に起き、近所の神社の境内の掃除の音で目を覚ます。植物に水をやり、古いカセットテープで音楽を聴きながら仕事へ向かう。昼休みには公園の木漏れ日を写真に収め、仕事終わりには銭湯で汗を流して、古本屋で買った本を読みながら眠りにつく。

大きな事件は起きません。しかし、彼が選び取った「今」の積み重ねが、深い年輪のような豊かさを感じられます。

早朝の空気、木漏れ日、仕事終わりの銭湯。同じことの繰り返しに見える日常も、実はかけがえのない瞬間の連続だと気づかせてくれます。

「今は今」と目の前を静かに慈しむ平山(役所広司)の姿は、疲れた心を優しく解きほぐしてくれるはず。背伸びせず、ただ丁寧に生きる豊かさがここにあります。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
今日もお互いにとってステキな1日にしましょう〜。

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