2025年4月。私の育毛ライフは読書と共に始まりました。
人生の折り返し地点を過ぎるにあたり、より充実した日々を送りたい。
そんな思いから、自己啓発書や生き方に関する本を手に取るように。
最近では「50歳からの〜」とタイトルにつく本は、食い気味で手に取ります。
まぁ〜、今年のGWはよく本を読んでいます。
GW前半には『50歳から花開く人、50歳で止まる人(著:有川真由美)』を読みました。
2025年年末。50歳を迎えるにあたり、人生後半戦をどう生きていくか?
そして著者の説く「自分優先で生きる」とは、どういうことなのか?
これからの人生を快適に生きるヒントを探ります。
「自分優先」という生き方とは?
著者の説く「自分優先」とは、決して利己的な生き方ではありません。
では、どういうことなのか?
それは、個人としてこの社会に何を提供できるのかを真剣に考え、そのために自分自身の心に正直に生きるということ。
これこそが「自分優先で生きること」です。
周りの期待や社会のレールに乗るのではなく、自分の本当にやりたいこと、心が躍ることに素直に従い、夢中になれる毎日を送る。
それこそが、50歳から人生を謳歌する人の共通点だと著者は述べています。
自分の内なる声に耳を澄ませ、ワクワクする道を進む。
ただし、その道は独りよがりの「好きなこと」ではありません。
社会との調和があってこそ、自分らしい生き方が実現します。
これは最近本当によく考えることです。
自分の好き嫌いという2択の選択肢以外にも「人に喜んでもらう」という選択肢もあるはずです。
ならば、どうやったら何をやったら喜んでもらえるのか?
それは行動してみないとわからないことだし、私自身これからの大きなテーマであることは間違いありません。
まぁ、焦らずゆっくり探していければと考えています。
人生を輝かせるためのヒント
「なんか人生にシックリきてないんだよね」と感じるのは私だけではないはず・・・。
どうすれば、自分らしく自分の人生を輝かせることができるのでしょうか。
そのヒントをピックアップしてみました。
- 情熱の源泉を見つける: 遊ぶように面白がり、自分の可能性を伸ばせること、夢中になれることを見つける。
- 比較を手放す: 他者との比較や競争に意味はありません。自分の内なる羅針盤に従い、ひたすら自分の道を進む。
- 社会との調和: 自分のやりたいことと、社会に貢献できることの接点を探る。
私は、2025年4月から育毛と本気に向き合うべく、育毛ルーティンを始めました。
これが現在の私の「情熱の源泉」と言っていいと思います。
これが、なかなかどうしてバカにできないルーティンでして、
ただ単に「髪を増やす」というだけの目的ではなく、傷んだ心も回復させる。
という目的をもって、取り組んでいるので、まぁ、髪はそんなに簡単に生えてはきませんが、心はちょっとずつ元気になりつつあります。
なぜ心がちょっとずつ元気になってきたのか?については下記記事にまとめてあります。
フリーランスで働く方には共感していただけることもあるかと思います。
▶︎心の平穏はどこから来る? 孟子の言葉と私のフリーランス経験
ある意味、いま過ごしている日々は「人生を輝かせるための準備期間」と捉えることができそうです。
やりたいことを見つけ、追求するためには?
情熱を持って生きるためには、以下の3つの要素が大切だと著者は述べています。
- 自己理解: 自分の本当にやりたいこと、そして得意なこと、できることを明確に理解しましょう。
- 成長意欲: 常に学び続け、自分のスキルを高め、社会から求められる、喜ばれる存在であり続けましょう。
- 繋がり: 共に成長し、支え合える仲間との繋がりを大切にしましょう。
もし今、やりたいことが見つからなくても悲観しない!
「やりたいこと」は、頭で考えるよりも、まず行動してみる中で見つかることが多いと著者は述べています。
実験のような気軽な気持ちで、様々なことに挑戦してみよう〜!と改めて思うことができました。
最近は、良くも悪くも情報過多社会。
せっかく興味をもったことでも、色々と調べ散らした結果「う〜ん。やっぱいいや。無理かも」と諦めてしまうことってありませんか?
よく考えたら(よく考えなくても)それってモッタイナイことですよね。
著者は「楽観的に始めればいい」と述べていましたが、ホントその通りだなと思えました。
やってみなきゃわからんもんね!
後悔しない人生のために自分の意思で選択できてるか?
年齢を重ねて後悔することの多くは、「やりたいことをやらなかった」という後悔と、「誰からも必要とされなかった」という孤独感。
もし、働くことに嫌気がさしているなら、それは他人のために、やりたくないことをしてきたからだと著者は述べています(めっちゃわかる!)。
人生の主導権を他人に委ねるのではなく、自分の意思で日々の行動を選択することが、再び仕事への意欲を取り戻す第一歩です。
楽な道に逃げるのではなく、「楽しい」と思える道を選ぶ。人生に対するイメージを積極的に変えていくことが大切なのでしょう。
「〜したい」を原動力に
「〜しなければ」という義務感ではなく、「〜したい」という思いに従って行動することが、自分らしい生き方への転換点です。
頭で考えるのではなく、心の奥底から湧き上がる感情を大切にしたいものです。
自分の心が喜ぶものを選択していくうちに、自分が何にワクワクし、何を嫌うのか、どんな環境が心地良いのかが明確になってきます。
そこからきっと、本当に満足できる仕事や、幸福な働き方が見えてくるのでしょうね。
未来を拓くカギは柔軟性と楽観性
現代は、学び、働き、遊ぶという要素が同時進行する時代です。変化を恐れず、柔軟に対応していくことが求められます。
未来を切り開くためには、「なんとかなる」という楽観的な姿勢が不可欠です。
悲観的に考えるのではなく、明るい見通しを持つことで、積極的に行動する勇気が湧いてきます。他人の評価に委ねるのではなく、自分で自分を認められる生き方を目指したいものです。
眠れる資産に気づいていますか?
年齢を重ねると、「若い頃のように元気がない」「新しいことに挑戦するのは難しい」と感じるかもしれません。
しかし、長年の経験の中で培ってきた、資格やスキルだけではない、ものの見方、コミュニケーション能力、問題解決能力といった、貴重な資産が必ずあるはずだと著者は説いています。
自分の好きなこと、得意なこと、そして何よりも好奇心は、行動の源となる強力なエネルギーです。これらの資産を総動員して、新しい扉を開いていきましょう。
私の好奇心・・・・育毛!!!(笑)
【まとめ】50代からの生き方シフトは充実と心の満足を求めて

50歳からは「どれだけ多くの成果や報酬を得られるか」よりも、「どれだけ充実した時間と心の満足を得られるか」を重視する生き方にシフトしていくことができるか。
そして真の安定とは、変わらないことではなく、変化し続ける社会の中で、柔軟にバランスを保つこと。
これめっちゃイイ言葉ですよね。私の理想をキレイに言語化されていたので、スゴい嬉しかったです。
もし、好きなことと収入を両立させることが難しいと感じるなら、仕事を以下のように整理してみるのも有効です。
「ライスワーク(生活のため)」
「ライクワーク(心の充足のため)」
「ライフワーク(使命感のため)」と
そして、「得る」ことばかりを考えるのではなく、「与える」ことを中心に考えることで、人生の歯車はスムーズに回り始めることになると著者は説いています。
自分優先の生き方とは、自分のことだけを考えるのではなく、真剣に社会と向き合い、自分にできることを真摯に考えることだと本書『50歳から花開く人、50歳で止まる人(著:有川真由美)』で学ぶことができました。
さあ、これまでの経験を力に変え、自分優先の生き方にシフトし、
私らしい、アナタらしい豊かな人生後半戦を歩み始めてみませんか?