今年2025年のゴールデンウィークは飛び石連休。
そして今年のテーマは「お金を(それほど)使わずに遊ぶ」こと。
というわけで、行楽日和となった4月27日。
私は自転車を走らせています。向かうは花見川サイクリングロードです。

私の自転車に乗る時のこだわりは
「え?あの自転車進んでんの?」と
思われるくらいゆっくり進むこと。

以前、猛スピードのロードレーサーとランニング中のマダムが激突した事故を目撃しましてね。
それ以来、ゆっくりペダルを漕いで、ゆるやかに流れる景色を愛でるスタイルに落ち着きました。
そんなことを思い出しながら走るは、海浜大通り。
ここの通りが好きなんです。椰子の木が出迎えてくれて、一気に南国チックになり非日常感が高まります。

そして道路がゆるやかに左にカーブすると見えてきます。

海!!

なぜ海というのは、こうも心を躍らせるのでしょう。
この開放感がなんとも言えない贅沢な気分を味わえます。

流木ひとつ見てみても贅沢です。
完全にアートですよ。
これ、美術館に飾られていて、以下のような解説文が貼られていてもおかしくありません。
※以下(架空の)解説文です。

モッタ・コッコタン
(1922-1999)
生涯を労働とは無縁の生活に身を置き、釣竿一本を携え世界各地の海辺を転々とした異色のアーティスト、モッタ・コッコタン。「海辺の素朴派」と称されながらも、その作品は生前、世間の耳目を集めることはなかった。
しかし、彼の死後、時代はミニマリズムという概念に光を当て、コッコタンの簡素な生き様と作品群に注目が集まるようになる。コッコタンの代表作「流木のような人生シリーズ」は、彼の漂泊の人生そのものを投影したかのような作品群であり、見る者の心に静謐な問いかけを投げかける。
市場に現れるたびに繰り広げられる熱狂的な競売は、彼の作品が単なる美術品としてではなく、彼の生き様そのものへの共感と憧憬の表れであることを示唆している。
時に数億円という高値で取引されるその人気は、没後になってようやく彼の芸術性が時代に追いついた証左と言えるだろう。彼の生涯は多くの謎に包まれているが、未発表の作品「流木のような人生シリーズ~恐竜からの遺言~」の存在は、美術界における最大のミステリーの一つである。
もし発見されたならば、その価値は計り知れず、美術史の流れを大きく変える可能性さえ秘めていると専門家は語る。
いかがですか?
改めて流木の写真を見てみましょう。

ね?完全にアートです。
そして、実は幕張にあります。
コッコタンの未発表作品「流木のような人生シリーズ〜恐竜からの遺言〜」が!

値をつけられないほどの価値ある作品を無料で鑑賞できている私。
この価値に気付かず通り過ぎる人々。
どうだ美術界!走れ激震!!
という妄想の遊びです笑
遊びの天才である所ジョージさんからの学びを活かしてみました。
[関連記事]
発想が天才!所ジョージの「陸橋でお茶」遊びに学ぶ、お金をかけずに豊かに過ごす休日の過ごし方
そんな遊びを堪能したあとに、また自転車を走らせて、やっとこさ花見川サイクリングロードへ。

花見川サイクリングロード(以下、花見川CR)は、千葉市花見川区を流れる花見川沿いに整備された全長約12.9kmのサイクリングロードでして、稲毛ヨットハーバーを起点として弁天橋(八千代市勝田台あたり)まで続いています。

「花見川CRの魅力を一言で述べよ」
とエライ人に(誰?)問われたら、私はこう答えます。
それは「ダイナミックに変わる景色です」と。

アーバン丸出しな幕張新都心の街並みから、

徐々に高い建物が消えていき、

そして長閑な景色が広がる!
これが私にとっての花見川CRの魅力であり、これを楽しむためにペダルを踏みます。

「無理して遠くまで行かなくても、近場でこんなに素敵な景色を楽しめるんだぜ!!しかも無料!人も少ない!勝った!!」
と、とても幸せな気分に浸れます。
そして今回、さらに圧勝!と思えるような大きな発見をすることとなりました。


川に降りられる小径を発見したんです!
今まで何度も花見川CRを走っているのに全然気がつきませんでした。


見てみぃ。
この景色を独り占めだぜ。
人生にも、こうした褒美に
たどり着ける小径が、
そこかしこにあるもんだ。
よく観察しとけよ。
アホ面して人生を嘆いてんじゃねぇぞ。
あぁ聞こえる。彼の声が聞こえてくる。



(口の悪い)コッコタンの声が聞こえ、そしてこの景色によって自然欲を満たされることができたので、幕張へ戻ることにします。(ゴールの弁天橋はもう少し先ですが)
私には、まだやり残したことが二つあるのです!

はい。そんなわけで幕張まで戻ってきました。
私がやり残していること一つ目。
それは海読書!!
この日は「ただしい人から、たのしい人へ(著:小林正観)」を持ってきました。
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本書は、「正しい」ことにとらわれずに「楽しい」ことを基準に生きることで、人生がより豊かになるよ〜と伝えています。
悩みや苦しみは「正しさ」への固執から生まれるから「楽しい」ことを優先することで、自分自身も周りの人も幸せにできるよ〜と正観氏は説いています。
4月1日から育毛読書を始め、小林正観氏の存在を知りました。
彼とは相性が良いのか、説いている内容も、すぅーっと入ってきます。
本書での気づきも多かったので、帰宅後にまとめてみようと思います。
※後日追記
▶︎「正しい」に疲れた私やあなたへ。「楽しい」を基準に生きるという究極の損得感情とは?
ということで、小一時間ほど海読書を堪能し、やり残したこと二つ目!!
それは弁当を食べること!
いや、待ってください。
そんじょそこらの弁当じゃないんですよ。
ないんですが・・・
海風が強すぎ!!
撤退!!!

こんな強風じゃ、
最強弁当食われへん!
と、なぜか関西弁になりながら、ZOZOマリンスタジアムへ。

マリンスタジアム前のベンチで弁当をいただくことにしました。
その弁当がこちら!!

「・・・へぇ〜」
とシラけてもらっちゃ困りますよ。
この弁当「特選和牛弁当」なのです!
前日に、ロピアで2000円で特選和牛を購入し、それを焼いて「特選和牛弁当」としました。

外食では、いくら取られるかわからない贅沢な質とボリュームです。
今回(前日だけど)唯一お金を使ったのは、この和牛2000円のみ!
そしてボリュームは和牛だけではありません。
なんと、ご飯の量は1.5合と、ワンパクな量なのです!
写真では伝わらないのが残念ですね・・・。

「特選和牛弁当」をなぜかマリンスタジアムで食べているという不思議・・・笑
そして襲ってくる睡魔・・・。
こんなに贅沢な時間をお金を使わずに楽しむことができ、大満足の休日です。
あ〜眠い・・・。



これだけ無料で遊べて、
しかも昼寝もできるのかよ。
サイコーの人生じゃねぇか。
帰ってサッサと寝ろ。
(Byコッコタン)
おしまい