2025年4月、私の育毛ライフは読書と共に始まりました。
人生の折り返し地点を過ぎるにあたり、より充実した日々を送りたい。
そんな思いから、自己啓発書や生き方に関する本を手に取るように。
今週読んだのは『言葉は現実化する(著:永松茂久)』です。
ネガティブ思考が根強い私を変えたい。
その切実な願い(悩み)が、このタイトルに反応しました。
今回は、この本から得た学びを、人生後半戦の生き方、そして最近のテーマでもある育毛にどう活かせるのかを探ってみたいと思います。
なぜ?言葉が持つ驚きの現実化パワー
本書で、著者は言葉の持つ力をこう語っています。
あなたの言葉を一番聞いているのは、ほかならぬあなた自身の耳なのです。
私たちが発した言葉は、脳という名の高性能コンピューターに入力され、情報選別機能を経て、心の奥深くにある潜在意識へと届けられます。
そして驚くべきことに、潜在意識はその言葉を現実化するために、私たちの行動を無意識のうちに導くというのです。
「顕在意識」と「潜在意識」。
この二層構造は知っていても、その深淵までは覗いたことがありませんでした。
無意識の領域である潜在意識は、ポジティブな言葉もネガティブな言葉も区別なく保存し、まるで司令塔のように、保存された通りの現実を生み出す役割を担っているという事実に、正直ゾッとしました。
もしこれが真実だとしたならですよ、日々の言葉を意識的にポジティブなものに変えることで、潜在意識を書き換え、より良い未来、そして豊かな髪へと繋がる現実を創造できるはず!
これは、育毛においても最重要な心がけだと直感しました。
この学びを育毛への応用①
ネガティブ思考からの解放
潜在意識は善悪を判断せず、ただ入ってきた言葉を鵜呑みにし、現実化に向けて動き出す。
この学びは、日々の私の弱気な育毛思考パターンに警鐘を鳴らしました。
「どうせ生えてこない」
「もう年だから…」
「また抜けた…」
無意識に発していたこれらのネガティブな言葉は、もしかしたら私の潜在意識に「髪は生えない」「抜け続ける」という強力な暗示をかけていたのかもしれません。
ネガティブな思考は、ストレスという育毛の大敵を生み出し、頭皮の血行不良を引き起こす可能性も指摘されています。まさに、ネガティブな言葉こそが、育毛の最大の妨げになっていたと言えるのではないでしょうか。
「どうすればできる?」が育毛の扉を開く
もし潜在意識が言葉を現実化するなら、自分自身への問いかけを意識的に変えることが重要だと学びました。
「なぜできないんだろう?」という否定的な問いかけではなく、「どうすればできるだろうか?」と未来志向の問いかけをすることで、潜在意識は解決策を探し始め、育毛への道筋を示してくれるはず!!
「ハゲをやめてフサフサになる!」
この明確なゴールを設定し、豊かな髪を手に入れた自分のイメージを鮮明に言葉にし、潜在意識に繰り返し刷り込んでいく。
そうすることで、潜在意識はそのゴールを達成するための情報や行動を、引き寄せてくれると信じて日々の育毛ルーティンを続けていこう!
[余談]潜在能力を発揮したたんぽぽ

本書の内容とは離れますが、私は植物の生存戦略に関する本を読むのが好きなんですね。
先日読んだ『植物のかしこい生き方』(著:田中修)の中に、心惹かれるエピソードがありました。
著者である田中修先生が、たんぽぽに水と肥料を適切に与え、太陽の光がたっぷり当たる場所で育ててみたそうです。
すると、たんぽぽは見違えるほど大きく成長!葉っぱは放射状に40〜50cm、一株は直径1mほどの円状になったというのです。
私たちが普段見かける、道端でひっそりと咲く健気なたんぽぽからは想像もできない姿ですよね。
普段は潜在能力を秘めているたんぽぽですが、「やるときはやるんだかんな!」という力強さを知ると、なんだか勇気が湧いてくるような気がします。
本書の中で、田中修先生はこのようにおっしゃっています。
「与えられた環境を大切にして、そこで生きることを楽しむのも一つの生き方なのだ」と学ぶと同時に、私たち人間も、それぞれが活躍できる場が与えられていないとき、いつか活躍できるときのために、力を蓄えているのかもしれないという、明るい希望を抱かせてくれます。
春の訪れを告げるたんぽぽ。
道端で力強く咲く姿を見るだけでも心が安らぎますが、こうしたエピソードを知ると、趣味の散歩がさらに楽しくなりますし、大切なことを思い出させてくれるきっかけになりますね。
…というわけで、少し寄り道して、たんぽぽのお話でした。
さらに寄り道をすると、たんぽぽの花言葉は「幸せ」「順応」「別離」などがあるそうです。
なんだか、しみじみと感じ入ってしまいますね。
本書には、今の混沌とした時代を生き抜くためのヒントとなりうる植物たちの戦略を学ぶことができるのでオススメです。
この学びを育毛への応用②
たんぽぽの力強い生命力に学ぶ
適切な水、肥料、そして太陽光を浴びたとき、普段道端で見かける健気なたんぽぽが、想像をはるかに超える大きさに成長したというこのエピソード。
この秘めたる力強さは、私たちの頭皮と毛根にも通じる何かを感じさせませんか?
普段は成長を実感しにくい髪の毛も、適切なケア、栄養バランスの取れた食事、そして何より前向きなメンタルという愛情を注ぐことで、眠っていた潜在能力を発揮し、力強く成長する可能性を秘めているはずです。
田中修先生がたんぽぽに与えた環境は、私にとっての日々の育毛ルーティンそのものです。
諦めずに適切なアプローチを続けることで、眠っていた毛根が「やるときはやるんだ!」とばかりに、力強い成長を見せてくれると信じています。
育毛という営みを楽しみながら、春のたんぽぽのように力強く、そして諦めずに歩んでいきたいものです。
【まとめ】言葉を変えれば、未来が変わる
『言葉は現実化する』から学んだ最も重要なことは、良くも悪くも、潜在意識は言葉を現実化するというシンプルな真実です。
これまで、何かにつけて「なんでできないんだろう?」と否定的に考え、途中で諦めてしまうことが多かった私。
しかし、潜在意識の力を知った今なら、それは無意識のうちに「できない理由」を探し、自ら挫折の道を選んでいたのかもしれないと気づかされます。
だからこそ、今日から自分自身への問いかけを「どうすればできるだろうか?」に変えてみます。
ゴールを設定し、その実現イメージを言葉にして潜在意識に刷り込んでいくと、潜在意識はそのゴールを達成するための手段をつかまえるようになります。
私の取り急ぎのゴールは、ハゲをやめてフサフサになること!
豊かな髪に自信を持って笑う自分の姿を鮮明にイメージし、それを言葉にして潜在意識にしっかりと刻み込んでいきます。
道端で力強く咲くたんぽぽのように、私たちもまた、秘めたる力を開花させることができるはず。
まずは、日々の言葉と心の持ち方を変えることから始めてみよう。
育毛ルーティンに力が入るぜ!!